2025年6月13日、BTSのジョングクさんがJ-Hopeのソウルコンサートのリハーサルで着用した帽子に話題が集まっていますね。
6月11日に兵役を終えて除隊したばかりのジョングクさん。早速、炎上してしまいました。
そして、6月14日にWeverseを通じて謝罪文を発表しています。
Weverseとは、BTSなどのK-POPアーティストがファンとコミュニケーションを図ることができるプラットフォーム。2020年3月時点のWeverseのデイリーユーザー数は約140万人と、人気のプラットフォームになっています。
その話題のジョングクさんの帽子ですが、何が書いてあって、なぜ炎上したのでしょうか?
そのフレーズの意味が気になるところです。
また、なぜジョングクさんは謝罪したのでしょうか?
それでは、「ジョングクの帽子の意味は?謝罪した理由はなぜ?」を解説していきましょう。
ジョングクの帽子の意味は?
2025年6月13日のリハーサル中にかぶっていた帽子のことで炎上し、謝罪したというジョングクさん。
ジョングクさんの帽子に書かれていたのは、「Make Tokyo Great Again」の文字が入っていました。
これは、「再び東京を偉大な街にする」という意味です。
ジョングクの帽子はトランプのフレーズをもじったもの
このフレーズは、トランプさんの「Make America Great Again(MAGA)=アメリカを再び偉大に」から来ているシャレとして作られているものです。
単なるシャレとして作られているものですが、反日の人からすると「親日」と捉えられてしまうフレーズでした。
韓国では、このフレーズは嫌韓の極右思考の人が使う宣伝標語だそうです。
ジョングクの帽子はどこで買える?
ZOZOや販売元のBASICKSでは、現在売り切れ中とのこと。13,200円の価格です。
「BASICKS(ベーシックス)」というブランドで、レッドとブラックの2色があり、素材はコットン100%、男女兼用で、背面にはブランドのイメージであるハートの刺繍が付いています。
ジョングクの帽子で謝罪した理由はなぜ?
ジョングクさんはこの帽子を深い意味を考えずに着用してしまったそうです。
ジョングクさんの謝罪文では、
帽子に書かれている歴史的、政治的意味を十分に確認できないまま着用した。
と説明されていて、政治的な意図はなかったと主張しています。
単純にファッションアイテムとして着用し、フレーズの持つ意味を十分に認識していなかったことが謝罪の理由です。
帽子はすぐに廃棄した。多くの方に失望や不快な思いをさせたことを心から謝罪する。
と話されています。
ジョングクの帽子の意味に関するSNSの声
ジョングクの帽子に対して。今回のグクの対応は良かったと思います。影響力のある人の政治的な内容ともとれる発言は誤解を与えかねません。結果としてグクが批判され標的になる可能性もあります。なので謝らないでと擁護するのではなくすぐに謝って対応したこの誠実さを評価するべきです。 pic.twitter.com/OGdfUFWUoT
— ななこ (@wrUfHH4ayt2959) June 14, 2025
ジョングクさんの帽子の意味を受けて、日本と韓国では反応が違うようで、どちらかというと日本では擁護するコメントが、韓国では批判的なコメントが多かったようです。
批判的な反応としては「国際的なアイドルとして無神経」「なぜ意味を確認せずに被ったのか」といった声がありました。
一方、擁護する理由としては「ジョングクに悪意はなかった」「謝罪したのだから責めすぎるべきではない」といった意見や、彼の誠実な謝罪や帽子をすぐに廃棄した対応を評価する声もありました。
また、BTSではジミンが原爆を連想させるシャツを着ていたことが問題視されたことがあったため、「またか」というコメントもありました。
今回の騒動と謝罪した理由がなぜなのかををまとめると次のとおりです。
- ジョングクさんの帽子の意味は「Make Tokyo Great Again=再び東京を偉大な街にする」でした。
- ジョングクさんは、そのフレーズに歴史的・政治的意味を持つことを知らなかったため、単純にこの帽子を着用してしまいました。
兵役を終えて除隊したばかりのジョングクさん、大変でしたね。
今後の活躍を温かい目で見守っていくこととしましょう。